2017年9月26日

平素より大変お世話になっております。

臨床疫学ワークショップ運営委員長の山田健生と申します。

 

このたび、平成29年11月11日(土)に開催されます第14回臨床疫学ワークショップの募集を開始いたしましたことをお知らせいたします。

JYPOの会員、非会員問わず、ぜひお近くの医師・医学生の方々をお誘いの上、ご参加いただければと思います。

精神科の医師以外の先生方、医学生、他職種のスタッフの先生方にも参加していただけますので、ぜひお気軽にご参加ください。

使用する文献は精神科の内容を扱ったものとはなりますが、専門でない方々にもご理解いただけるよう配慮いたしますので、ご心配はいりません。

 

ワークショップ自体は全て日本語で行いますので、CADPへの参加を躊躇していたJYPOメンバーの方も、普段は臨床研究やEBMについて意識していない方も、ぜひお気軽にご参加ください。

 

今回は数多くの臨床研究を行い英語論文を量産している、大阪市立大学医学部附属病院 循環器内科 客員研究員の原正彦先生をお招きしてご講演を賜ります。内容としては、「臨床研究の立ち上げから英語論文の発表までを最速最短で行うための極意」を予定しております。

大変高名で人気の高い講演ですので、またとない貴重な機会になるかと思います。

また、原先生のご講演以外にも「臨床疫学とは」や「統計ソフト(EZR)でデータ解析をしてみよう」といったワークショップも準備しておりますので、ご期待ください。

 

参加申し込みは現在

申し込みフォームより、受付しております。

 

当日の詳細は、以下の通りです。

日時:平成29年11月11日(土)

10時~17時予定(途中参加、途中退場可)

会場:大阪大学構内 医学部イノベーションセンター

会費:会員、非会員ともに2000円?

 

【予定プログラム】

09:30-10:00 受付

10:00-11:50 臨床疫学とは(坂庭嶺人先生:大阪大学医学系研究科公衆衛生学教室)

11:50-13:00 昼食

13:00-13:15 JYPOについて

13:15-14:45 臨床研究の立ち上げから英語論文の発表までを最速最短で行うための極意(原正彦先生:大阪市立大学医学部附属病院 循環器内科)

15:00-16:45 統計ソフト(EZR)でデータ解析をしてみよう(阿部計大先生:東京大学大学院 公衆衛生学教室 博士課程)

17:00- 閉会

 

また、当日の夜に会場近くで懇親会を開催いたしますので、お時間の許す方はぜひお気軽にご参加ください。

参加をご希望された方には、改めて詳細をご連絡いたします。

 

どうか何とぞよろしくお願いいたします。

 

臨床疫学ワークショップ 運営委員長

大阪大学大学院医学系研究科 精神医学教室 山田健生

2017年9月13日

JYPOが2年前に開催した14th CADPのプログラムとして、精神科医志望の研修医がどのような研修をするとより良い精神科医になれるか、というテーマでsmall group workを行いました。

そこでは日本のみならず各国の研修事情を共有しつつ、現状で考え得る最適な初期研修は何か、どの科をどれくらい回って、どんなスキルを身につけるべきかを議論しました。
議論の他に事前・事後にもアンケートを行い、それらすべてをまとめたものを論文化するという試みが、今回ようやく結実した次第です。

掲載誌は、Academic Psychiatryという医学教育に特化した雑誌で、まさにこの論文のscopeが合致するものでした。
(こちらで全文を閲覧できます)
https://link.springer.com/epdf/10.1007/s40596-017-0782-5…

共著者の西田圭一郎先生、中神由香子先生、中村一太先生、青木宣篤先生、田中増郎先生、鈴木宗幸先生、久我弘典先生、武田雅俊先生、Dinesh Bhugra先生、Norman Sartorius先生には、厚く御礼申し上げます。
さらに、CADPの参加者として様々なご意見をくださいました皆さま、14th CADPをpre-congressとして開催させてくださいましたAsian Pederation of Psychiatric Association (AFPA)の先生方、平素よりご支援くださったいるJYPO関係者の皆さまには、この場を借りまして改めて感謝申し上げます。

 

理事長 堀之内徹