2022年10月26日

平素より大変お世話になっております。

翻訳委員長を務めております埼玉県立精神医療センターの清水俊宏です。

掲題の件についてご報告をさせていただきます。

日本精神神経学会のホームページに

World Psychiatry 2021年10月号の日本語訳が掲載されました。

https://www.jspn.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=318


翻訳活動はご参画いただいた若手精神科医の先生方、ご監修の秋山剛先生のお力添えがあって継続しております。

関わってくださった皆様に感謝申し上げます。


World Psychiatry 2021 Oct号では、成長するデジタル精神医学、治療介入の個別化、第三の波CBT、

その他の様々な話題が取り上げられており、世界の精神医学の流れを知る興味深い内容となっております。

ぜひご覧いただけますと幸いです。


翻訳委員会では、翻訳担当者を募集しております。

翻訳は初めて、英語に自信がない、という方も歓迎です。

チームでサポートしながら翻訳しますので安心です。


翻訳委員会の活動として、World Psychiatry翻訳を通して、「精神医学の世界の潮流を知る」、「英文に親しめる」、「和文要約力を鍛える」、「若手精神科医の仲間と意見を切磋琢磨できる」ところが、魅力的であると私自身は感じております。

ご関心がある方は是非ともお声掛けください。



JYPO理事 翻訳委員長

埼玉県立精神医療センター 清水 俊宏

2022年10月21日

JYPO会員の皆様、OB/OGの先生方、賛助会員の皆様、御支援いただいている皆様

平素より大変お世話になっております、地域活性委員会の宮野史也と申します。

10月15日オンラインにてJYPO東日本地域合同ミーティングKHECP-Rが開催されましたのでご報告させていただきます。


若手精神科医に加え、精神科に興味のある学生・初期研修医の方も対象に交流を図ろうという趣旨のもと、東日本だけでなく全国から30名近くのご参加をいただきました。

運営メンバーとして河岸先生、清水俊宏先生、錫谷先生、出利葉先生、宮野に加え、小樽協会病院初期研修医の横山健気先生にもご協力いただきました。

一つ目の企画「これ精神科医に相談する?~初期研修中に出会った症例検討会~」では、横山先生から術後疼痛が遷延し退院調整が難航した症例についてご発表いただきました。さらに宮野が慢性疼痛に対する精神科医の治療介入に関して発表を行い、清水先生から症例に対して認知行動療法における認知行動モデルのワークシートを作成するグループワークが行われました。認知行動療法に初めて触れる参加者も多い中、実際の精神科臨床に即した内容ということで好評の声を多くいただきました。

二つ目の企画「医師国家試験からのメッセージ」では、出利葉先生から近年の医師国家試験にどのような意図が隠されているのかについて講義がありました。参加者の約半数が学生の方ということもありとても役立ったとの声が多く、また学生指導する立場にとっても大変勉強になる内容でした。

途中参加、退出自由としていましたが、多くの方に最後までお付き合いいただき運営としても非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。次回は2023年10月頃を予定しておりますので、ご関心をお持ちいただいたJYPOメンバーの方々ご参加をご検討いただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に今回初めて企画から携わっていただいた横山先生からご感想を賜りましたので共有させていただきます。

―――――――――――――――――――――――――――――

今回の発表にお誘いいただき、病歴をスライド発表形式にまとめるよい練習になったと感じています。ちょうど初期研修での北大精神科のローテを終えたタイミングで、初診時カルテの記載は少し慣れてきていたところだったのですが、それをそのままスライドに落としたような形ではかなり見づらい印象でした。ジャイポの先生方の指摘を受けることで視認性は大きく改善したように思いますし、今後のスライド作りのイメージも掴めた気がします。また、慢性疼痛や認知行動療法への理解度も高まりました。特にワークシートの記入ではCBTのポイントの理解の他にも、問診で大切になってくるポイントなども実感できました。

今回はとても貴重な体験となりました。ありがとうございました。

小樽協会病院

横山健気

―――――――――――――――――――――――――――――

地域活性委員会

宮野史也

2022年10月8日


平素より大変お世話になっております。
JYPO副理事長を務めさせていただいております、大阪精神医療センターの入來晃久です。
この度、2023年3月10日~12日(金~日)に開催予定のthe 20th Course for Academic Development of Psychiatrists(The 20th CADP)の国内参加者募集を開始しましたのでご案内申し上げます。

私、入來がThe 20th CADPの大会長を拝命し、副大会長は兵庫県立はりま姫路総合医療センター 射場亜希子、埼玉医科大学総合医療センター 倉持泉が務めます。

CADP は、2002年より毎年開催されてきた研修会であり、JYPOにおける最大の活動の一つです。国内外の若手精神科医が一堂に集まり、英語を公用語として2泊3日の合宿を行います。
この2年間は、コロナ禍においてCADPの開催が難しい状況が続き、オンラインイベントであるJYPO Online International Networking Meeting(JOIN Meeting)を代替として開催しておりました。

今回は3年ぶりの現地開催となり、第20回の記念となるCADPの開催に向け、CADP運営委員一同、精一杯取り組ませていただきます。

また、OB/OGの先生方におかれましては、お近くの若手精神科医の先生への参加をご推薦いただけますと幸甚です。何卒よろしくお願い申し上げます。

日時:2023年3月10日(金)〜3月12日(日)
会場:マイステイズ新浦安 コンファレンスセンター 
   住所:千葉県浦安市明海2-1-4
   HP:https://www.mystays.com/location-hotel-mystays-shin-urayasu-cc-chiba/
   アクセス:JR京葉線、武蔵野線「新浦安」駅南口より徒歩15分
   新浦安駅まで:東京駅より電車で20分、
          羽田空港より東京モノレール・電車で50分、
          成田空港よりリムジンバスで75-85分
申し込み方法:https://forms.gle/yQYLJWfbqbrVWyaH9 からお申し込みください。
(QRコードからもアクセスすることができます)
応募締め切り:2022年10月31日(月)

→募集延長!!

募集締め切り:令和 4 年 11 月 15 日(火)

※医学生もお申込みいただけます。

皆様のご応募を心よりお待ち申し上げております。

大阪精神医療センター
JYPO副理事長/The 20th CADP運営委員長
入來晃久